出直し!漢字学習

「思」と「考」

「三思後行」という四字熟語にある「思」と、それに関連して「考」について調べました。 まず、「思」と「考」の意味を確認します。今回は『新漢語林 第二版』を参考にしています。「思」:①考える。思案をめぐらす。②慕(した)う。...
四字熟語600

243:三思後行

読み:さんしこうこう意味:物事を行う場合に、よくよく考えたのちにはじめて実行に移すこと。出典:『論語』<公冶長第五>解説①: この四字熟語は次のような文章からできています。”二度、考えを入れれば、それでよかろう」とおっし...
出直し!漢字学習

「達」について

「下学上達」の「達」について調べてみました。 今回は説明の都合上、成り立ちが中心となります。「達」=「辵(辶、辶)」+「羍[羊+大]」 「辵(チャク、辶、辶)」は、「行+止」という組み合わせで、行の省略形「彳」が「彡」に...
出直し!漢字学習

「学」について

「下学上達」の「学」について調べてみました。 まず意味を確認します。今回は『新漢語林 第二版』を参考にします。①まな-ぶ。勉強する。教えられたことを習得する。ならう(倣)。見習う。②まなぶこと。学問。また、学説。③まなぶ...
四字熟語600

096:下学上達

読み:かがくじょうたつ意味:手近で初歩的なことから学んで、次第に高度で深い道に通じること。出典:『論語』<憲問第十四>解説①: まず出典の部分を、加地伸行先生の”『論語』全訳注”から引用します。 ”子曰く、我を知る莫(な...
出直し!漢字学習

「親」について

「新」について調べていたとき、左側が同じ字形の「親」の成り立ちが気になって調べてみました。確かなことはわかりませんでしたが、興味深いことがわかりましたので、忘れないように書いておきたいと思います。 まず、意味の確認です。...
出直し!漢字学習

「新」について

「温故知新」に含まれる「新」について調べました。 まず「新」の意味ですが、今回は『角川新字源 改訂新版』を参考にします。①たきぎをとる。②あたらしい。あらた。③あたらしくする。あらたにする。あたらしくなる。④あらたに。は...
出直し!漢字学習

「胡」と「湖」

「温故知新」の「故」について調べているとき、「胡」という漢字が目に止まりました。 「胡」だけだとあまり見なれない漢字かもしれませんが、「湖(みずうみ)」という漢字に含まれていますし、野菜の「キュウリ(胡瓜)」や「ゴマ(胡...
出直し!漢字学習

「故」と「古」

「温故知新」という四字熟語にある「故」について調べました。「古」が含まれる漢字は多数ありますが、「故」の成り立ちは諸説あって、結局はっきりしたことはわかりませんでした。何が問題だったのか、などについて、思考の過程を記録し...
出直し!漢字学習

「温」は「溫」

「温故知新」の「温」について調べました。特に問題ない漢字だと思って調べ始めたところ、いくつかの成り立ちの解説に疑問が残りましたので、自分なりに成り立ちを考えてみました。いつもの勝手な推論ですが、備忘録として残しておきたい...
四字熟語600

084:温故知新

読み:おんこちしん意味:前に習ったことや昔の事柄を復習し考えて新たな道理や知識を会得(えとく)すること。出典:『論語』<為政 第二>解説①: この四字熟語の出典『論語』は、孔子(こうし、紀元前552/551年~紀元前47...
出直し!漢字学習

「愧󠄀」と「恥」

「仰天不愧󠄀」という四字熟語にある「愧󠄀」について調べてみました。常用漢字ではありませんので、常用漢字の「恥」とどんな違いがあるのかも調べてみたいと思います。 今回はまず「愧󠄀」の成り立ちからみていきます。「忄(心)」+...
出直し!漢字学習

「不」は何の形?

「仰天不愧󠄀」という四字熟語にある「不」について調べてみました。よくみる漢字ですが、成り立ちについては植物としての「花」についての知識が必要で、とても勉強になりました。 では、まず「不」の意味の確認です。 「不」は他の言...
四字熟語600

147:仰天不愧󠄀

読み:ぎょうてんふき意味:心にやましいことがなければ、天に対して恥じることはないということ。出典:『孟子』<尽心章句・上>解説①: この四字熟語は、次のような文中に出てきます。 君子(くんし)には三つの楽しみがある。 第...
出直し!漢字学習

「勇」と、「用・甬󠄀」再々考

「匹夫之勇」という四字熟語にある「勇」について調べようと思い、成り立ちを確認したところ、「う~ん、またか~」という感じでした<苦笑>。・甫:漢検準1級(2023年8月)・「甫」再考と「圃」「用」「甬」「同」(2025年5...
出直し!漢字学習

「匹」は馬のお尻?

「匹夫之勇」という四字熟語にある「匹」ですが、てっきり、動物や魚、虫などを数えるときに使われるだけの漢字だとばかり思っていました。意味や成り立ちが興味深い反面、各辞典にある成り立ちに疑問も生じました。自分なりにその成り立...
四字熟語600

508:匹夫之勇

読み:ひっぷのゆう意味:考えることもなく、血気に逸(はや)るだけの勇気。出典:『孟子』<梁恵王章句・下>解説①: この四字熟語は、中国が戦国時代だった頃、斉という国の宣王(在位:紀元前319ー紀元前301年)という君主が...
出直し!漢字学習

「早」は「匙(さじ)」の象形文字?

「是非之心」という四字熟語の「是」について調べていたところ、その成り立ちの組み合わせを「早」+「止」とし、「早」に「匙(さじ)」の意味があるとしている辞典がありました。それがどうにも納得がいかず、いろいろと調べてみました...
出直し!漢字学習

「是」と「匙」

「是非之心」という四字熟語にある「是」について調べました。どうもいろいろな説があるようで、その原因はおそらく古い字形から「是」の意味を理解するのが難しいためだろうと思います。 結局答えは見つかりませんでしたが、わたしなり...
四字熟語600

364:是非之心

読み:ぜひのこころ意味:物事の是と非を正しく判別できる能力。出典:『孟子』<公孫丑章句・上>解説①: この四字熟語も、孟子と弟子の公孫丑(こうそんちゅう)との問答の中にあります。 「人間なら誰でも人をあわれむ心があって、...