四字熟語600

四字熟語600

良知良能

読み:りょうちりょうのう意味:人間が生まれながらにそなえている知恵と才能のこと。出典:『孟子』<尽心章句・上、15章>解説①: まず、最初にこの四字熟語が出てくるところの訳文をそのまま掲載します。”孟子が言うに、「人が学...
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先義後利

読み:せんぎこうり意味:まず、人としての道義を第一に考えて、利益は二の次にすること。出典:『孟子(もうし)』<梁(りょう)恵王章句・上>解説①: この四字熟語は<梁恵王章句・上>凡(およ)そ7章あるうちの第1章から作られ...
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博学審問

読み:はくがくしんもん意味:幅広く学び、深く詳しく問いただすこと。出典:『中庸』<第十一章> *『大学・中庸』金谷 治訳注、岩波文庫解説①: 出典についてですが、朱子(朱熹)という人は全体を三十三章に分けていて、その場合...
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学知利行、困知勉行

読み:がくちりこう、こんちべんこう意味:[学知利行]人がふみ行うべき道を後天的に学んで理解し、そのよさを認め、意識的に仁道を実践すること。意味:[困知勉行]苦しんで学び努力して物事を実行すること。出典:『中庸』<第8章>...
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修身斉家

読み:しゅうしんせいか意味:自分の身を修め行いを正し円満な家庭を築くこと。出典:『大学』解説①: 出典の『大学』は中国古代の礼に関する解説書『礼記(らいき)』49篇のうちの一篇でしたが、宋代(960年~1279年)に朱熹...
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格物致知

読み:かくぶつちち意味:物事の本質をつきつめて理解し、知識を深めること。出典:『礼記』<大学>解説①: 出典の<大学>は中国古代の礼に関する解説書『礼記(らいき)』49篇のうちの一篇でしたが、宋代(960年~1279年)...
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点滴穿石

読み:てんてきせんせき意味:わずかな力でも積み重なると非常に大きな力を発揮すること。   一滴一滴の小さな水滴も、長い間には固い石に穴をあけることができるということ。出典:『漢書5列伝Ⅱ』<賈鄒枚路伝第二十一>*ちくま学...
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実事求是

読み:じつじきゅうぜ意味:事実の実証にもとづいて物事の真理を探究すること。  「実事」はほんとうのこと・事実、「求是」はまこと・真実を求める意。出典:『漢書』<景十三王伝第二十三>解説①: この四字熟語は次のような箇所か...
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不解衣帯

読み:ふかいいたい意味:あることに不眠不休で専念すること。衣服を着替えることもしないで仕事に熱中すること。出典:『漢書』<王莽伝、第六十九上>解説①: この四字熟語は、「伯父(おじ)の大将軍・王鳳(おうほう)が病(や)ん...
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安車蒲輪

読み:あんしゃほりん意味:老人を手厚くもてなすことのたとえ。出典:『漢書』<儒林伝、申公>解説①:『岩波四字熟語辞典』より 「安車」は、古代中国で、老人などがすわって乗れるように作った小さい車。 「蒲輪」は、車の動揺を少...
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安居楽業

読み:あんきょらくぎょう意味:置かれた状況などに心安らかに甘んじ、自分の仕事を楽しんですること。解説① この四字熟語は、中国の前漢時代(紀元前202年~紀元8年)の歴史を記した書物『漢書』の「貨殖伝第六十一」に出てきます...
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前車覆轍(覆車之戒)

読み:ぜんしゃのふくてつ(ふくしゃのいましめ)意味:先人の失敗は、後の人の戒めになるということ。出典:『漢書』<賈誼(かぎ)伝>解説① この四字熟語は、「前車の覆(くつがえ)るは、後車の戒(いまし)め」という、当時の世間...
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安居危思

読み:あんきょきし意味:平穏無事なときにも、万一の場合を考えて常に用心を怠らないことが重要であるということ。解説① この四字熟語は、「書に曰(いわ)く、安きに居(お)りて危(あや)うきを思う、と。思えば則(すなわ)ち備え...
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悪事千里

読み:あくじせんり意味:悪い行いや評判は、あっという間に、世の中に知れ渡るということ。解説① この四字熟語は、「好事(こうじ)門を出でず、悪事千里を行く」(善いことはなかなか人には知られないが、悪いことをすると遠く千里に...
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