作・絵:宮野聡子
発行所:教育画劇
発行年月:2020年7月(初版)
出版社からの内容紹介:
元気なこりすとのんびりやのくまくんは、ふたりでなかよく暮らしています。
きれいな部屋に、おひさまのにおいのシーツ、庭で育てている花やおいしい野菜、それから花かんむりや、手をあたためてくれたこと・・・。相手にしてもらっていることに改めて気づき、よろこびと感謝の気持ちを伝えあいます。
一日の終わりに、そばにいてくれる誰かと読みたい絵本。
やさしい気持ちになれると、ひそかにベストセラーを続けている『いちばんしあわせなおくりもの』の待望の続刊です。
随感随筆:
どんなことをしてあげたら相手に喜んでもらえるか、相手の立場になって行動することの大切さを教えてくれる絵本だと思います。
また、当たり前の日常の中では気づきにくい相手からの親切や助けに気づき、感謝の気持ちを持ち、それを相手に伝えることが、この絵本を読むことによってできるようになるんじゃないかと思いました。
その「相手」は、目の前にいるただ「一人」を意味しているんではなくて、自分の身の回りにいる人たちであったり、更には、物や自然といった、自分を取り巻くすべてのもの、に置き換えて、受け止められるようになるといいなあとも思います。
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