文:内田麟太郎
銅版画:南塚直子
発行所:ポプラ社
発行年月:2025年2月 第1刷
出版社からの内容紹介:
地球に生まれた喜びを感じられる、春の絵本。
ぽかぽかしてきて
むずむずしてきて くすぐったくて
ちきゅうはとうとう わらいだしてしまった――
植物が芽吹き、動物が冬眠から目覚め、虫が命をつなぐ春。毎年やってくる季節の変化を「あたりまえのもの」ではなく「かけがえのないもの」として感じられる絵本。地球は人間だけのものではない、という気づきとともに、春を迎える喜びを描きます。内田麟太郎×南塚直子コンビで贈る、心あたたまる美しい春の絵本。
随感随筆:
この絵本は春がテーマになっていますが、四季折々、身の周りにある自然はわたしたちの目にとまらないところで生き生きと活動を続けています。
そして、そんな自然の営みを育んでくれているのは”地球”です。
どこまでも続いていると思える地平線や水平線、海や空を眺めていると、まるで無限の広さのように感じてしまいがちですが、直径1万2756キロメートル、一周約4万キロ。先月廃車した車の走行距離は約9万キロで、地球2周分以上走っていたことがわかってびっくりです。
そんな限りある地球であるにもかかわらず、自然破壊も無責任にどんどんと進み、都会はまさにコンクリートジャングル。無関心でいていいわけはありません。
この絵本はそんな地球の存在と大切さ、ありがたさを感じさせてくれますし、身近な自然に目を向けるきっかけを作ってくれる絵本だと思います。

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