岡目八目(おかめはちもく)
はたで見ているほうが、当事者よりも情勢を正確に判断できること。
怨親平等(おんしんびょうどう)
怨み敵対する者も憎まず、親しい者でもえこひいきしない。
玩人喪徳(がんじんそうとく)
人を軽くみてあなどると、自分の徳を失うことになるということ。
玩物喪志(がんぶつそうし)
無用なものに熱中して、本業がおろそかになること。
錦上添花(きんじょうてんか)
よいもの美しいものの上にさらによいもの美しいものを加えること。
傾蓋知己(けいがいのちき)
ちょっと語り合っただけなのに古くからの友人のようにうちとけて親しくなるたとえ。
懸頭刺股(けんとうしこ)
苦学のたとえ。
向天吐唾(こうてんとだ)
人に害を加えようとして、逆に自分がその害を受けることになること。
克伐怨欲(こくばつえんよく)
勝ち気・自ら誇る・うらむ・むさぼるの四つの悪心のこと。
虎穴虎子(こけつこし)
危険を冒さなければ功名は立てられないということ。
塞翁失馬(さいおうしつば)
人生の幸不幸は予測できないので、いたずらに一喜一憂すべきではないということ。
三人成虎(さんにんせいこ)
真実でないことも、多くの人が言うといつのまにか真実であるかのようになってしまうたとえ。
歯牙余論(しがのよろん)
わずかな言葉。わずかな激励・賞賛の言葉を吐く労を惜しむなという意。
熟読玩味(じゅくどくがんみ)
文章の意味をじっくり考えて読み味わうこと。
戴盆望天(たいぼんぼうてん)
二つのことを一度に実現させるのは無理だということ。
長袖善舞(ちょうしゅうぜんぶ)
事前に周到な準備がしてあれば事は成功しやすいということ。
陶犬瓦鶏(とうけんがけい)
格好ばかりで役に立たないもののたとえ。
土木形骸(どぼくけいがい)
体を自然の土や石のようにする。人が飾らず自然のままでいることをいう。
抜本塞源(ばっぽんそくげん)
災いの原因を取り除くこと。
氾愛兼利(はんあいけんり)
すべての人々をあまねく愛し、利益をともに広く分けあうこと。
反哺之羞(はんぽのしゅう)
親の恩に報いること。
披星戴月(ひせいたいげつ)
朝早くから夜遅くまで一生懸命働くこと。
報怨以徳(ほうえんいとく)
自分に怨みをもつ人に愛情をもって接し、恩恵を与えること。
羊質虎皮(ようしつこひ)
外見は立派だが中身がないこと。