一家団欒(いっかだんらん)
家族が集まってむつまじく楽しむこと。
韋編三絶(いへんさんぜつ)
書物を繰り返し読むこと。読書や学問に熱心なたとえ。
倚門之望(いもんのぼう)
子を思う母の愛情のこと。
越俎之罪(えっそのつみ)
自分の分をこえて他人の権限を侵す罪。
猿猴取月(えんこうしゅげつ)
身のほど知らずが身を滅ぼすたとえ。
偃武修文(えんぶしゅうぶん)
戦争をやめ、学問や教育によって平和な世の中にすること。
柯会之盟(かかいのめい)
約束を果たして、信頼を得ること。
蝸牛角上(かぎゅうかくじょう)
きわめてささいなつまらない争いのこと。
家鶏野雉(かけいやち)
ありふれた古いものを遠ざけて、珍しくて新しいものを大切にすること。
禍福倚伏(かふくいふく)
わざわいと幸せは互い違いにやってくるものだということ。
画竜点睛(がりょうてんせい)
物事の最も大切なところ。物事を完成させるための最後の大切な仕上げ。
韓信匍匐(かんしんほふく)
大きな目的のために一時の屈辱にも怒りを押さえ恥を忍ぶこと。
邯鄲之歩(かんたんのほ)
自分本来のものを忘れて、やたらに他人のまねをしたため、両方ともうまくいかなくなってしまうたとえ。
頑廉懦立(がんれんだりつ)
高潔な人格に感化されて、良い方向にむかうこと。
仰天不愧(ぎょうてんふき)
心にやましいことがなければ、天に対して恥じることはないということ。
騎驢覓驢(きろべきろ)
身近にあるものを、わざわざ他に求めるおろかさのこと。
広廈万間(こうかばんげん)
広く大きな家。転じて、貧しい人を庇護すること。
毫毛斧柯(ごうもうふか)
わざわいは小さいうちに取り除くべきだということ。
哭岐泣練(こくききゅうれん)
人は習慣や心がけ次第で、善人にも悪人にもなるということ。
黒白混淆(こくびゃくこんこう)
よい事と悪い事の区別をわきまえないこと。
昏定晨省(こんていしんせい)
親に孝行をつくすこと。
獅子搏兎(ししはくと)
やさしいと思われることでも、全力をあげて努めるべきだということ。
実践躬行(じっせんきゅうこう)
自分自身の力で実際にすすんで行動してみること。
疾風勁草(しっぷうけいそう)
苦境に立ったとき、はじめてその人物の真価がわかるというたとえ。
衆賢茅茹(しゅうけんぼうじょ)
多くの賢人が協力しあうこと。
躡足附耳(じょうそくふじ)
人に注意する場合には、相手の立場を考え相手を傷つけないような配慮が必要であるということ。
焦頭爛額(しょうとうらんがく)
根本を忘れ瑣末なことを重視すること。また、物事を非常に苦労してすること。
深根固柢(しんこんこてい)
物事の基礎をしっかり固めること。
吹毛求疵(すいもうきゅうし)
やたらと人のあらさがしをすること。
寸草春暉(すんそうしゅんき)
父母の恩は大きくその万分の一も報いることが難しいことのたとえ。
切磋琢磨(せっさたくま)
学問や修養によって自分を磨きあげる。
先従隗始(せんじゅうかいし)
言い出した者から始めよの意。また、物事を手近なところからはじめることのたとえ。
扇枕温衾(せんちんおんきん)
親孝行なことのたとえ。
率先躬行(そっせんきゅうこう)
人がするまえに自分から進んで実行すること。
断鶴続鳧(だんかくぞくふ)
生まれつきの自然のあり方に手を加え損なうこと。
天罰覿面(てんばつてきめん)
悪いことをすると、天の下す罰がすぐに現れること。
独学孤陋(どくがくころう)
師匠や学問上の友もなく一人で学ぶと、見識が狭くひとりよがりでかたくなになる。
得魚忘筌(とくぎょぼうせん)
目的を達すると、それまで役に立ったものを忘れてしまうこと。
得隴望蜀(とくろうぼうしょく)
人間の欲望には限りがないということ。
駑馬十駕(どばじゅうが)
才能のない者でも、たえず努力すれば才能のある者に肩を並べることができるということ。
牝牡驪黄(ひんぼりこう)
物事は外見にとらわれず、その本質を見抜くことが大切であるということ。
弊帚千金(へいそうせんきん)
身のほどを知らないで思いあがるたとえ。*自分の短所をよく見ないこと。
旁若無人(ぼうじゃくぶじん)
人前にもかかわらず、勝手で無遠慮な振る舞いをすること。
北轍南轅(ほくてつなんえん)
志と行動が相反するたとえ。
螻蟻潰堤(ろうぎかいてい)
ほんの些細なことが、大きな事件や事故の原因となること。
和気藹藹(わきあいあい)
なごやかな気分が満ちあふれているさま。