作:豊福 まきこ
発行所:BL出版
発行年月:2017年3月(第1刷)
出版社からの内容紹介:
切なくてあたたかい、小さな「わすれもの」の気持ち。ミナちゃんは、パパとママと大好きなひつじのぬいぐるみと一緒に公園に遊びに行きました。ベンチにひつじを座らせたミナちゃんは、遊びに夢中になり、公園にひつじをわすれてしまいました。ひつじは、カラスにつつかれたり、ベンチから転げ落ちながらも、迎えが来てくれると信じています。けれどあたりが暗くなり、その夜は雨も降ってきて・・・。
随感随筆:
ぬいぐるみのことを「もの」と言ってはいけないのでしょうが、対象となるものがたとえ「もの」であっても大切にする心を育ててくれる絵本だと思います。その心さえあれば、人や自然などといった自分を取り巻くすべてのものやことに対して思いやりの心を持つことができると思います。
コメント