作:デボラ・マルセロ
訳:なかがわ ちひろ
発行所:光村教育図書
発行年月:2022年9月(第1刷)
出版社からの内容紹介:
きもちに振り回されるのがいやなルウェリンは、わき起こるきもちをびんに入れてしまい込み、ついに何も感じなくなります。ところがある日、親友マックスの一言を引き金に、再びきもちがあふれ出し、しまっていたびんが割れて…。前作『びんにいれてごらん』と対になる本作のテーマは、自己受容。ありのままの自分を受け入れることの大切さ、感情や感覚が動くことで、人生がより彩り豊かになるということを伝えるストーリー。
随感随筆:
デボラ・マルセロさんはアメリカの絵本作家。シカゴの公立学校で教師として子どもたちと関わるうちに、子どものための本の作家になることを決意されたとのこと。
このプロフィールを読んだとき、『びんから だしてごらん』というメッセージが自分なりに理解できたように思いました。
いつも元気いっぱいのように見える子どもたち。でも、きっといろんなことで悩んだりしているんですよね。そんな子どもたちに対して、思っていること、感じていること、そして、悩んだりしていることがあったらそれを誰かに伝えて、というメッセージのように感じました。
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