どんなかんじかなあ?

中山千夏・文
和田 誠・絵
発行所:自由国民社
発行年:2006年4月(第4刷)
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随感随筆:
 この絵本の主人公は「ひろくん」。体が段々と動かなくなる病気のため、電動車いすに乗っています。そんなひろくんが、相手の立場に立って相手を思うことの大切さを教えてくれます。そして更には、相手のマイナス面ではなく、プラスの面を見つけ出す視点を持つことの大切さをも教えてくれているように思いました。
 この絵本には、障害を持った子どもたちが登場しますが、著者のあとがきにもあるように、私たちみんなそれぞれが、何かしらの問題や悩みを抱えていると思います。そして、それを表には出さず、心の中にしまっている。そういった他者の立場を推し量り、思いやる気持ちを育ててくれる絵本だと思います。
 障害を持っていても明るくふるまうひろくん。でも、「動けるって、どんな感じかなあ」という最後のつぶやき。また、親を亡くしているきみちゃんが親がいないことに対して、「そうでもないよ」と答える場面は、さすがに切ない思いがしました。

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