2021-05

自由のぉと

ドジョウ、現る!

メダカと一緒に飼ってるドジョウ。できるだけ住みよい環境をということで、砂を敷いたところ効果てきめん・・・。めったにその姿を見ることがなくなりました<苦笑>時折、プクッと気泡が上がってくると、「ああ、元気にしてるんだなあ」と思ってましたが、なんと、数日前、水草の上でのんびり日向ぼっこ?してました。宝くじに当たったような嬉しさ! 砂に潜る前にと急いでカメラを取りに・・・。なんとか撮影に成功しました! この水槽、元々は両親が新婚時代に使っていた火鉢です。時代とともに使われなくなり、屋外に放置されたままになっていましたが、母が亡くなったことをきっかけに再利用を思い立ちました。玄関に置かれたその火鉢。出入りのたびにドジョウやメダカたちと一緒に愛でています。
児童書

ナイチンゲール「看護」はここからはじまった

村岡花子/文丹地陽子/絵発行所:株式会社講談社 青い鳥文庫発行年:2020年8月出版社の内容紹介ページ:ここをクリックしてください。 随感随筆: ナイチンゲール。名前はよく知ってるが、はて? どんな人だったか。看護師さんで、貧しい人たちのために尽力されたのかなあ、なんてことを思いつつ、この本を手に取りました。 まず最初に驚いたのは、上流階級の人で、裕福な家庭で育ったこと。何不自由なく育てられたにもかかわらず、6才の頃になると、「わたしは幸福ではない」と思うようになったそうです。 上流階級での華やかさに一時期は惹かれながらも、一方で、それは自分が真に求めているものではないという思いの中で、葛藤します。そして、様々な困難を乗り越え、看護師の道へと進みます。 看護師といっても、彼女が働いたのは、いわゆる「街」の病院ではなく、「戦場」でした。戦争が行われているところに行って、傷ついた兵士たちの看護をしたのです。それは献身的な看護で、寝静まった病棟をランプを持って巡回する姿は、「ランプを持ったレディー」「クリミアの天使」とも呼ばれ、ある兵士のひとりは、「わたしたちは、まるで天国にいるよう...
自由のぉと

アマリリス

亡き母が好きだったアマリリス。一時は霜にやられてダメになってしまいましたが、生き残った小さな球根を世話し続けたところ、やっと花をつけてくれました。奇しくも、母の日に。
児童書

キタリス・ウーと森のお医者さん

竹田津 実/文・写真瀬川尚志/絵発行所:PHP研究所発行年:2018年11月(第1版第1刷)出版社の内容紹介ページ:ここをクリックしてください。 随感随筆: 竹田津先生に命を救われた動物たち。その背景には、傷ついた動物たちを目の前にして、そのままにはしておけない心優しい人たちがいます。 ある日、飛べないトビを先生のところに持ってきた小学生の兄弟。翼を支える大切な骨の一部がないため、安楽死させるしか選択肢がないことを告げると、兄弟たちは大泣き。そこで、先生の奥さんが「子どもを泣かせてはいけません」と言われたそうです。素敵なご夫婦ですね。 人に助けられ育てられた動物はそのままでは野生に戻れないため、先生はそのお手伝いもされます。助けるというのはそういうことなんでしょう。ただただ感心します。 自然との共生のあり方と可能性、自然界の営みの中で失われていく命に感謝をすることを学べる本です。そして、人としての良心、道徳や倫理観を問いかけられ、考えさせられる本です。
漢養舎の本棚

ゆきのひのおくりもの

著者 ポール・フランソワ/作   ゲルダ・ミューラー/絵訳者 ふしみ みさを発行所:パロル舎(*現在はありません)発行年:2003年12月(初版第1刷)絵本ナビによる内容紹介ページ:ここをクリックしてください。 随感随筆: 相手を思いやる気持ちがニンジンになって、友だちに渡っていくお話ですが、この一見単調に思える繰り返しが単調に思えないところはやはり絵の力でしょうか。 わたしたちはおなかがいっぱいになっても余計に食べたり、独り占めにしたりしがちです。でもこの絵本では、おなかがいっぱいになると、食べ物はもう余分です。そして他者を思いやり、気遣い、食べ物を分け与えます。 わたしたちにも、「お裾分け」という文化があり、それは今でも息づいています。 この絵本を読んでいて、相田みつをの「うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる」という詩が頭に浮かびました。 
漢養舎の本棚

皇帝にもらった花のたね

デミ/作・絵武本佳奈絵/訳発行所:徳間書店発行年:2009年4月(初版)出版社の内容紹介ページ:ここをクリックしてください。 随感随筆: 自分も植物を育てるのが好きで、主人公のピンという子の気持ちがよくわかります。種を蒔いたあと、いつ芽が出るのか毎日ワクワク。初めて芽が出たときは思わずニンマリです。ですから、ピンが、芽の出ない種を一年間辛抱強く世話をしている姿に共感を覚えました。 結局、芽は出ませんでしたが、たとえその努力が報われなくても、嘘をつかないこと、正直であること、勇気を持つこと、を教えてくれる絵本だと思います。 そして、主人公の子どもの父親こそ、立派です。こういう大人でありたいと思います。 それにしても皇帝は、純粋な子どもに対して罪な世継ぎ選びを考えたものです。
漢養舎の本棚

もぐらくんのねがいごと

キム・サングン/作・絵猪川なと/訳発行所:岩崎書店発行年:2020年11月出版社の内容紹介ページ:ここをクリックしてください。 随感随筆: もぐらの子どもが、ゆきだまを友だちにするという純粋な心にジーンときます。そして、その心に応えるおばあさんのやさしさ、孫を思う気持ちに胸を打たれます。 雪景色の夜空に光る流れ星、バスの中の動物たちのユーモラスな描写など、一枚一枚の絵が繊細に、そして幻想的に描かれていて、絵を眺めているだけでも癒やされます。 冬の季節にコタツやストーブで暖を取りながら、読みたい絵本です。
漢養舎の本棚

はしのうえのおおかみ

作・奈街三郎絵・花之内雅吉発行所:鈴木出版発行年:1991年11月(初版第1刷)*2020年11月に新装版発行出版社の内容紹介ページ:ここをクリックしてください。 随感随筆: 谷川にかかる一本の木の橋。その橋の通行を巡るお話です。 乱暴者のおおかみは他の動物たちの通行を妨げることを愉しく感じていましたが、自分よりも強いクマに親切にされたことで、他者にやさしくすることの愉しみを知ります。 他者に対する思いやりというのは、自らの経験によって生まれるものだと思いますが、それをこの絵本では疑似体験させてくれます。そして、そのおおかみのやさしさが森の平和につながっていくという物語は、子どもたちの心を豊かにしてくれるものだと思いました。 橋の上でクマに抱きかかえられ、涙目になっているおおかみ。そして、やさしいクマが立ち去る後ろ姿をいつまでも見送るおおかみの場面というのは、言葉では伝えられない何かを心に残してくれます。
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