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手ぶくろを買いに

作:新美南吉
絵:松成真理子
発行所:岩崎書店
発行年:2013年7月
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随感随筆:
 母親の、子どもに対する愛情、そしてやさしさというものが伝わってくる絵本です。こういう絵本を通して、おかあさんがどれだけ自分のことを大切に思ってくれているか、自分が子ギツネになったつもりで読んだり聞いたりできるといいですね。そして、この絵本を読んだあとに、動物たちに対する愛情が深まることも期待します。
 間違って、キツネの手のほうを出したにもかかわらず、手ぶくろを売ってくれた帽子屋さん、そして、帰りに垣間見た人間の母親が子どもに歌って聞かせている子守歌と母子の会話を聞いて、「ちっともこわくない」と思ってしまった子ギツネ。そんな、子ギツネの話を聞いて、あきれながら、「ほんとうに人間はいいものかしら。」とつぶやく母ギツネの心情は、はたしてどうなのか、、、。自分としては、人を信じる気持ちは持ってもらいたいと願いますが、世の中には、良い人もいれば悪い人もいますから、まずは先入観を持たずに接し、そのあとで、その人の善し悪しを判断できるような人になってもらえたらと思います。

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