漢検準2級

相碁井目(あいごせいもく)
人の実力の差はさまざまで、何をするにも力の差はあるものだということ。

唯唯諾諾(いいだくだく)
物事のよしあしにかかわらず、なんでもはいはいと承知すること。相手の言葉に逆らわずおもねること。

以身殉利(いしんじゅんり)
つまらない人間は自分の利と欲のためにのみ生きるということ。

一期一会(いちごいちえ)
生涯に一度だけ会うこと。また、生涯に一度限りであること。一生に一度のことと考えてそのことに専心する意。

一汁一菜(いちじゅういっさい)
質素な食事のたとえ。

一労永逸(いちろうえいいつ)
一度苦労すれば、長くその利を得られること。また、わずかの苦労で多くの安楽が得られること。

一生懸命(いっしょうけんめい)
命がけでものごとにあたること。いちずに苦心すること。

一所懸命(いっしょけんめい)
真剣にものごとに打ち込むこと。

一筆抹殺(いっぴつまっさつ)
よく考えることなく、事実や存在を全面的に否定すること。

隠忍自重(いんにんじちょう)
苦しみなどをじっとこらえて軽々しい行動をとらないこと。

越鳥南枝(えっちょうなんし)
故郷が懐かしく忘れがたいこと。

遠慮会釈(えんりょえしゃく)
他人のことを考えて応対をつつましく控え目にすること。

花紅柳緑(かこうりゅうりょく)
人の手を加えていない自然のままの美しさのこと。

禍福無門(かふくむもん)
わざわいや福はその人自身が招くものだということ。

我武者羅(がむしゃら)
向う見ずにひたすら突き進むこと。

頑固一徹(がんこいってつ)
一度決めたらあくまでも意地をはって押し通すこと。

寛仁大度(かんじんたいど)
心が広くて慈悲深く、度量が大きいこと。

気宇壮大(きうそうだい)
心構えや発想が大きくて立派なこと。

矯角殺牛(きょうかくさつぎゅう)
少しの欠点を直そうとして、かえって全体をだめにしてしまうこと。

謹厳実直(きんげんじっちょく)
きわめてつつしみ深く誠実で正直なこと。

謹言慎行(きんげんしんこう)
言葉や行いを慎重にすること。

形影一如(けいえいいちにょ)
仲のよい夫婦のたとえ。また、心の善悪がその行為にあらわれることのたとえ。

軽挙妄動(けいきょもうどう)
事の是非をわきまえず、軽はずみに行動すること。

軽諾寡信(けいだくかしん)
簡単にうけあう者は信用できないということ。

見賢思斉(けんけんしせい)
賢人に接したときは見習って自分もそのような人になりたいと思うこと。

堅忍果決(けんにんかけつ)
我慢強く堪え忍び、いったん決めると果敢に断行すること。

堅忍質直(けんにんしっちょく)
我慢強くてまっすぐな気性をしていること。

堅忍不抜(けんにんふばつ)
意志を固く持ち、どんな困難にも耐え心を動かさないこと。

巧偽拙誠(こうぎせっせい)
巧みに偽ることと、拙くともまごころがあること。

巧遅拙速(こうちせっそく)
じょうずで遅いより、へたでも速いほうがよいの意。

呉越同舟(ごえつどうしゅう)
仲の悪い者どうしが、同じ場所や境遇にいること。

五倫五常(ごりんごじょう)
人としてふみ守らなければならない道徳のこと。

削足適履(さくそくてきり)
目先のことに気をとられて、大事なことを忘れてしまうこと。

自業自得(じごうじとく)
自分から出たものは自分にかえるという意。

思索生知(しさくせいち)
筋道をたどって物事をよく考えることによって、知恵がうまれるということ。

事上磨練(じじょうまれん)
実際に行動や実践をしながら知識や精神をみがき修養すること。

質実剛健(しつじつごうけん)
飾りけがなくまじめで、心身ともに強くたくましいこと。

捨根注枝(しゃこんちゅうし)
大切でない部分に心を奪われて、物事の根本を忘れること。また、本質的な原因を探究しないで結果だけを問題にすること。

舎本逐末(しゃほんちくまつ)
物事の根幹となることをおろそかにして、つまらないことに関心をもつこと。

修身斉家(しゅうしんせいか)
自分の身を修め行いを正し円満な家庭を築くこと。

柔能制剛(じゅうのうせいごう)
弱いものがかえって強い者に打ち勝つ。

春宵一刻(しゅんしょういっこく)
春の夜は何よりも趣深く、その一刻はなにものにもかえがたい価値があるということ。

上下一心(しょうかいっしん)
身分の上下にかかわらず一致団結すること。

小国寡民(しょうこくかみん)
国土が小さくて、人口が少ないこと。

精進潔斎(しょうじんけっさい)
飲食を慎み、心身を清めてけがれのない平静な状態にしておくこと。

枝葉末節(しようまっせつ)
本質からはずれた些細なこと。

初志貫徹(しょしかんてつ)
初めに思い立った志を、最後まで貫き通すこと。

助長抜苗(じょちょうばつびょう)
成長を助けようとして力をかすことがかえって成長を妨げること。

心猿意馬(しんえんいば)
煩悩や妄念のために心が乱れ落ち着かないことのたとえ。

新涼灯火(しんりょうとうか)
初秋の涼しさは読書にふさわしい。

責任転嫁(せきにんてんか)
責任を他になすりつけること。

巣林一枝(そうりんいっし)
分相応に満足すること。

大言壮語(たいげんそうご)
口では大きなことを言っても、実行がともなわないこと。

大巧若拙(たいこうじゃくせつ)
このうえなく巧みなものは一見稚拙にみえる。本当に技量のあるものはかえって不器用にみえる。

対症下薬(たいしょうかやく)
問題点を確認したうえで、解決策を講ずること。

泰然自若(たいぜんじじゃく)
何か事が起こっても、落ち着きはらって少しも動じないさま。

多言数窮(たげんすうきゅう)
言葉数が多ければ、その結果としてたびたび困窮するということ。

打草驚蛇(だそうきょうだ)
よけいなことをして、かえってつまらない災難を受けること。

知崇礼卑(ちすうれいひ)
真の知者は学識が増せば増すほど、へりくだって礼を尽くすものだということ。

抽薪止沸(ちゅうしんしふつ)
わざわいなどの問題を根本から解決すること。

中途半端(ちゅうとはんぱ)
物事がきちんとかたづかないこと。

天涯比隣(てんがいひりん)
故郷を遠く離れていても、すぐとなりにいるような親しい関係のこと。

桃紅柳緑(とうこうりゅうりょく)
紅の桃の花と緑あざやかな柳におおわれた春景色の美しさのこと。

東奔西走(とうほんせいそう)
仕事や用事のため四方八方忙しく走りまわること。

等量斉視(とうりょうせいし)
すべての人々を平等に扱うこと。

読書尚友(どくしょしょうゆう)
書物を読んで、昔の賢人を友とすること。

読書百遍(どくしょひゃっぺん)
むずかしい書物でも繰り返して読めば意味がわかってくる意。

破邪顕正(はじゃけんしょう)
不正を打破し正義を守ること。

被褐懐玉(ひかつかいぎょく)
すぐれた才能を包み隠しているたとえ。

百戦錬磨(ひゃくせんれんま)
多くの経験をふんで鍛えられていること。

富貴浮雲(ふうきふうん)
財産や地位ははかなく頼りにならないものだということ。

風霜高潔(ふうそうこうけつ)
清らかに澄んだ秋の景色のたとえ。

不偏不党(ふへんふとう)
かたよることなく公平中立の立場に立つこと。

附和雷同(ふわらいどう)
自分の主義主張がなく、他人の言動に軽々しく同調すること。

粉骨砕身(ふんこつさいしん)
全力を尽くして努力すること。また、骨身惜しまず働くこと。

忙中有閑(ぼうちゅうゆうかん)
忙しい仕事の合い間にも、ほっと一息つくひまがあること。

無学文盲(むがくもんもう)
学問がなく、字も読めないこと。

無私無偏(むしむへん)
私心がなく公平なこと。

無駄方便(むだほうべん)
一見するとなんの役にも立たないように見えるものも、なんらかの役に立っている場合があるということ。

明珠暗投(めいしゅあんとう)
どんなに貴重なものも、人に贈るときに礼儀を失すれば、かえって恨みを招くたとえ。

有備無患(ゆうびむかん)
ふだんから準備を整えておけば、万一の場合にも心配がないということ。

履霜堅氷(りそうけんぴょう)
前兆を見て災難をさけよという戒め。

露往霜来(ろおうそうらい)
時の過ぎるのがはやいことのたとえ。

和衷協同(わちゅうきょうどう)
心を同じくしてともに力を合わせること。